採用代行会社9選!初期費用0、エンジニア採用に強い、ベンチャー向けなど

採用活動において、人手不足や専門知識の不足に悩む企業が増えています。応募者対応や求人掲載、面接日程の調整など、採用業務は多岐にわたり、担当者の負担は年々重くなる一方です。

そこで注目されているのが「採用代行サービス」。採用のプロに業務を委託することで、工数を削減しながら質の高い採用活動を実現できます。

本記事では、初期費用を抑えたい企業、エンジニア採用に力を入れたい企業、スタートアップ企業など、さまざまなニーズに応える採用代行会社を25社厳選してご紹介。あなたの会社に最適なパートナーが見つかるはずです。

また、本メディアを運営する「ちょいサポ」は手間のかかる専門的な事務作業をコンサルタント付きで代行するBPOサービスを展開しています。

専門事務に強いプロフェッショナル人材が支援をする「ちょいサポ」を利用することで、以下のようなメリットがあります。

  • 「営業事務」「経理事務」「人事事務」など、通常の事務代行では対応しきれない領域も依頼できる
  • 新たな人員を採用するほどでもない業務でも、必要なときに時間指定でご依頼できる
  • 必要な時間分の人件費しかかからないため、新規雇用よりも人件費を削減できる

「事務を捌く人員が欲しいが、新規で採用するほどではない」「採用では間に合わない・コストが高い」という場合にはぜひご相談ください。

目次

初期費用0円から始められる採用代行会社

採用代行を初めて利用する企業や、できるだけコストを抑えて始めたい企業におすすめの会社をご紹介します。

  • StockSun「トルトルくん」
  • HELP YOU
  • ちょいサポ
  • マルゴト「まるごと人事ライト」
  • サクルート
  • アイティ人事

StockSun「トルトルくん」

項目内容
会社名StockSun株式会社「トルトルくん」
最大の特徴月額10万円から定額制でまるっとサポート
どんなケースにおすすめか予算を抑えて定額で採用業務全般を依頼したい企業

StockSun株式会社が提供する「トルトルくん」は、月額10万円からという手頃な価格で採用業務を包括的にサポートするサービスです。最大の魅力は、定額制のため予算管理がしやすく、採用活動の途中で追加費用が発生する心配がない点。

13種類もの採用手法を組み合わせた総合的な支援が受けられるため、求人広告の出稿からスカウト配信、応募者対応まで幅広くカバーしています。さらに、最短3日でサービスを開始できるスピード感も大きな魅力。急な採用ニーズにも柔軟に対応できます。

採用のプロフェッショナルがチームを組んで対応するため、初めて採用代行を利用する企業でも安心。無料相談も実施しているので、まずは自社の課題を相談してみることをおすすめします。予算が限られているものの、質の高い採用支援を受けたい企業に最適なサービスです。

HELP YOU

項目内容
会社名株式会社ニット「HELP YOU」
最大の特徴月額10万円・30時間から採用業務を含む幅広い業務に対応
どんなケースにおすすめか採用以外の総務・人事業務もまとめて依頼したい企業

株式会社ニットが運営する「HELP YOU」は、採用業務だけでなく、総務や人事労務、経理など幅広いバックオフィス業務に対応できるオンラインアウトソーシングサービスです。月間30時間から利用でき、月額10万円からスタートできる柔軟な料金体系が特徴。

最大の強みは、採用業務に使った時間が余った場合、その時間を他の業務に振り分けられる点にあります。例えば、採用が落ち着いている時期には給与計算や勤怠管理のサポートに充てるなど、無駄なく活用可能です。

平均5人のチームで業務を遂行するため、幅広いスキルを組み合わせた支援が受けられます。また、継続利用率98%という高い満足度は、サービス品質の高さを物語っています。採用だけでなく人事部門全体の業務負担を軽減したい企業、バックオフィス全体の効率化を図りたい企業に特におすすめのサービスです。

ちょいサポ

項目内容
会社名日本エキスパートホールディングス「ちょいサポ」
最大の特徴月2.5万円・月3時間からスポット利用できる専門事務代行
どんなケースにおすすめか少額から採用業務を試したい企業、他の事務業務もまとめて依頼したい企業

手前味噌で恐縮ですが、弊社が運営する「ちょいサポ」についてもご紹介させてください。

ちょいサポは、月2.5万円・月3時間から利用できる専門事務代行サービスです。採用業務を含む人事事務はもちろん、経理事務、営業事務、秘書事務など10種類以上の専門事務に対応しています。

最大の魅力は、採用代行を初めて利用する企業でも気軽に試せる価格設定。月3時間のトライアルプランなら月額2.5万円からスタートでき、「まずは応募者対応だけ」「スカウトメールの配信だけ」といったピンポイントの依頼も可能です。

さらに、採用業務で時間が余った場合は、同じ契約内で経理の仕訳作業や営業事務のデータ入力など、他の事務作業に振り替えられる柔軟性も持っています。採用の繁忙期と閑散期がある企業にとって、無駄のない活用ができるでしょう。

コンサルタントが付き、業務の進め方や最適なチーム編成について相談できる体制も整備。最短3営業日で業務開始できるスピード感も、急な採用ニーズに対応したい企業には心強いポイントです。採用代行の効果をまず小規模に試してみたい企業や、採用以外のバックオフィス業務も含めて効率化したい企業におすすめのサービスです。

マルゴト「まるごと人事ライト」

項目内容
会社名マルゴト株式会社「まるごと人事ライト」
最大の特徴地方企業・スタートアップ向けに月額25万円の低価格プラン
どんなケースにおすすめか地方企業やシード期のスタートアップ

マルゴト株式会社の「まるごと人事ライト」は、地方企業やシード・アーリー期のスタートアップ企業のために開発された、月額25万円の採用代行サービスです。通常プランの「まるごと人事」は月額45万円ですが、ライト版では予算が限られる企業でも利用しやすい価格設定を実現しています。

全国に約120名の採用経験者が在籍しており、各地域の特性に合わせた求人媒体の活用や採用戦略の立案が可能。北海道から沖縄まで幅広いエリアの採用ニーズに対応できる体制が整っています。

採用活動の設計から運用・改善まで、ワンストップで支援を受けられる点も魅力。目標採用人数が10人未満の企業でも、母集団が少ない中で確実に欲しい人材を採用できるノウハウを持っています。採用予算の確保が難しい地方企業や、事業推進のために迅速な採用が必要なスタートアップに最適なサービスです。

サクルート

項目内容
会社名サクルート
最大の特徴スカウト代行1通300円から業界最安値水準
どんなケースにおすすめかスカウト代行をコスト重視で始めたい企業

サクルートは、ダイレクトリクルーティングに特化した採用支援サービスで、1通300円からという業界最安値水準のスカウト代行を提供しています。大手人材業界出身者が立ち上げたサービスで、自社開発のAIプロダクトと専門スタッフの手作業を組み合わせることで、低価格ながら高品質なスカウト配信を実現。

最大の特徴は、RPAを一切使用せず、採用のプロが1通ずつ丁寧に候補者を選定し、パーソナライズされた文面でスカウトを送信する点です。これにより、利用規約違反によるアカウント凍結のリスクや、対象外人材との無駄な面談発生を防げます。

配信時間帯も平日10:00〜21:00と幅広く、転職意欲が最も高いタイミングを狙った効果的なアプローチが可能。初めてダイレクトリクルーティングに取り組む企業や、スカウト配信のコストパフォーマンスを重視する企業に最適なサービスといえます。

エンジニア採用に強い採用代行会社

IT人材の採用競争が激化する中、エンジニア採用に特化したノウハウを持つ採用代行会社をご紹介します。

  • 即戦力RPO
  • PRO SCOUT
  • まるごと人事
  • ダイレクトソーシング

即戦力RPO

項目内容
会社名ミギナナメウエグループ「即戦力RPO」
最大の特徴20万件以上のデータ分析をもとにした採用支援
どんなケースにおすすめかデータドリブンでエンジニア採用の精度を高めたい企業

ミギナナメウエグループが運営する「即戦力RPO」は、20万件以上のデータと検証により確立したノウハウから、独自のターゲット別訴求方法を開発しています。支援企業は420社を突破し、サービス満足度は94%を超える実績を持つサービスです。

優秀なコンサルタントが、膨大なデータ分析をもとに圧倒的なサポートを提供。エンジニア採用においても、職種やレイヤーごとに最適な訴求ポイントを見極め、効果的なアプローチを実現します。

過去の成功事例から導き出された採用手法を活用できるため、試行錯誤の時間を大幅に短縮可能。特に、どのような求人原稿やスカウト文面がエンジニアの心を動かすのか、データに基づいた提案が受けられます。採用計画の立案から実行、改善まで一貫したサポートが特徴。エンジニア採用において確実な成果を求める企業、データに基づいた戦略的な採用活動を展開したい企業におすすめです。

PRO SCOUT

項目内容
会社名株式会社VOLLECT「PRO SCOUT」
最大の特徴ダイレクトリクルーティングを包括的に支援
どんなケースにおすすめかエンジニアへのスカウト返信率を改善したい企業

株式会社VOLLECTが提供する「PRO SCOUT」は、ダイレクトリクルーティングに特化した採用代行サービス。スカウト文面の作成から配信、数値振り返り、媒体提案、日程調整、カジュアル面談まで包括的にサポートします。

エンジニア採用において重要なのは、技術者の心に響くスカウトメッセージの作成。PRO SCOUTでは、エンジニアの関心を引く技術スタックの記載方法や、開発環境の魅力的な伝え方など、専門的なノウハウを活かした文面作成が可能です。

スカウト配信後の数値分析にも強みがあり、開封率や返信率のデータをもとに継続的な改善提案を実施。PDCAサイクルを回しながら、徐々にスカウトの精度を高めていけます。また、返信があった候補者とのカジュアル面談の設定代行も行うため、選考の初期段階からスムーズに進められる点も魅力。スカウト採用でエンジニアを獲得したいものの、ノウハウや工数が不足している企業に最適です。

ダイレクトソーシング

項目内容
会社名株式会社ダイレクトソーシング
最大の特徴業界最古参10年以上、70万件以上のスカウト実績
どんなケースにおすすめか実績豊富な会社にエンジニア採用を任せたい企業

株式会社ダイレクトソーシングは、ダイレクトリクルーティング支援において業界最古参の10年以上の歴史を持ち、70万件以上のスカウト実績を誇ります。長年の経験から蓄積されたノウハウにより、エンジニア採用においても高い成果を上げている企業です。

ダイレクト採用の支援にとどまらず、企業の目的・課題に合わせたあらゆるサービスを幅広く提供。エンジニア採用においては、職種別・レイヤー別の最適なアプローチ方法を熟知しており、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニアなど、それぞれに適した訴求戦略を立案します。

45分の気軽な相談会も開催しており、導入前に自社の課題や予算に応じたサービス選定のサポートが受けられる点も安心。10年以上の実績により、さまざまな業界・規模の企業におけるエンジニア採用のパターンを把握しているため、自社に近い成功事例を参考にした支援が期待できます。確実な成果を求める企業、信頼性の高いパートナーを探している企業に最適です。

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スタートアップ・ベンチャー向けの採用代行会社

限られたリソースの中で迅速な採用が求められるスタートアップやベンチャー企業に最適な、柔軟な支援体制を持つ採用代行会社をご紹介します。

  • CORNER
  • 即戦力RPO
  • Remoba採用

CORNER

項目内容
会社名株式会社コーナー「CORNER」
最大の特徴パラレルワーカーシェアリングで少量の業務も代行可能
どんなケースにおすすめか採用代行を試験的に導入したいスタートアップ

株式会社コーナーが提供する「CORNER」は、パラレルワーカーシェアリングサービスという独自の形態を取っています。複数の企業で活躍するプロフェッショナルを活用することで、少ない業務量でも代行が可能です。

スタートアップでは、採用活動が常に発生するわけではなく、資金調達後や事業拡大のタイミングなど、スポット的に採用ニーズが生まれるケースも多いでしょう。CORNERでは、そのような少量の業務でも柔軟に対応できる体制が整っています。

プロフェッショナルブティックを運営しており、各分野の専門家がプロジェクトベースで参画。採用戦略の立案からスカウト配信、応募者対応まで、必要な部分だけを切り出して依頼できます。オンライン型のサービスのため、場所を問わずスピーディーな対応が可能。採用代行の効果を見極めたい企業や、ある程度工数を減らせれば十分という段階のスタートアップに適したサービスです。

Remoba採用

項目内容
会社名Remoba採用
最大の特徴オンライン型で包括的な採用業務を代行
どんなケースにおすすめかリモートワークを前提としたスタートアップ

「Remoba採用」は、包括的に採用業務を任せたい場合に最適なオンライン型の採用代行サービスです。リモートワークを前提とした働き方が一般的になっている現代のスタートアップに適した支援体制を持っています。

オンライン型のメリットは、物理的な距離に縛られず、全国どこからでもサービスを受けられる点。本社が地方にあるスタートアップや、フルリモートで事業を展開している企業でも、スムーズに採用支援を受けられます。

採用計画の立案から求人原稿の作成、応募者対応、面接日程の調整まで、採用プロセス全体をカバー。スタートアップでは採用担当者が他の業務も兼務していることが多いため、オペレーション全体を任せられる点は大きな価値があります。また、オンラインでのコミュニケーションに慣れたメンバーが対応するため、チャットやビデオ会議を活用した迅速なやり取りが可能。リモートワークを前提とした採用活動を効率化したいスタートアップにおすすめです。


採用代行利用時の成果報酬と固定報酬の損益分岐点

採用代行サービスには、大きく分けて「固定報酬型(月額制)」と「成果報酬型」の2つの料金体系があります。どちらを選ぶべきか迷う企業も多いでしょう。ここでは、採用人数や期間によってどちらがお得になるのか、具体的なシナリオ別に解説します。

料金体系の選び方を以下の観点から見ていきましょう。

  • 少人数採用の場合の最適な料金体系
  • 大量採用の場合の最適な料金体系
  • 採用期間が長期化する場合の判断基準

少人数採用なら成果報酬型が有利

1〜3名程度の少人数採用を予定している場合、成果報酬型の方が総コストを抑えられるケースが多くなります。固定報酬型では、採用人数に関わらず毎月一定の費用が発生するためです。

例えば、固定報酬型で月額30万円のサービスを3ヶ月利用した場合、総額90万円のコストが発生。一方、成果報酬型で1名あたり60万円の設定なら、2名採用で120万円となります。この場合、1名採用なら成果報酬型が圧倒的に有利です。

ただし、成果報酬型は採用が決まるまで何ヶ月かかっても追加費用が発生しないというメリットがある反面、採用代行会社が他の成果報酬案件を優先する可能性もあります。急ぎで採用したい場合は、この点も考慮に入れましょう。

5名以上の採用は固定報酬型がコスト効率良好

5名以上の採用を予定している場合、固定報酬型の方がコストパフォーマンスに優れるケースが一般的です。成果報酬型では採用人数に比例して費用が増加するため、大量採用では総額が高額になります。

仮に成果報酬型で1名あたり60万円の設定の場合、5名採用すると300万円のコストに。一方、固定報酬型で月額50万円のサービスを6ヶ月利用しても300万円です。採用期間が短縮できれば、さらにコストメリットが生まれます。

また、固定報酬型では採用人数が増えても追加費用が発生しないため、予算の上限を設定しやすいというメリットも。大量採用を計画している企業にとって、予算管理のしやすさは重要なポイントでしょう。

採用期間が3ヶ月を超えるなら料金体系を慎重に検討

採用期間が長期化する見込みの場合、料金体系の選択が総コストに大きく影響します。専門性の高い職種や管理職クラスの採用では、半年以上かかるケースも珍しくありません。

固定報酬型で月額30万円のサービスを6ヶ月利用すると180万円。成果報酬型で1名あたり80万円の設定なら、2名採用で160万円となり、成果報酬型の方が有利に見えます。しかし、採用期間が1年に延びた場合、固定報酬型は360万円に達するため、慎重な判断が必要です。

このような場合、採用市場の動向や自社の採用難易度を事前に採用代行会社と相談し、現実的な採用期間を見積もることが重要。期間の見通しが立ちにくい場合は、途中でプラン変更が可能な会社を選ぶのも一つの手でしょう。


採用代行会社の担当者変更リスクと契約時の確認事項

採用代行サービスを利用する際、担当者の質や継続性はサービス品質を大きく左右します。担当者が頻繁に変わると、自社の採用方針や求める人物像の理解が浅くなり、採用活動の効率が低下するリスクがあります。ここでは、担当者変更のリスクと契約前に確認すべきポイントを解説します。

以下の観点から担当者に関する確認事項を見ていきましょう。

  • 担当者の固定化と変更条件
  • 引継ぎ体制の整備状況
  • チーム体制による品質の安定化

担当者の固定化条件を契約前に明確化

採用代行サービスでは、担当者が途中で変更になるケースがあります。会社都合での異動や退職、プロジェクトの優先順位変更など、さまざまな理由が考えられるでしょう。

契約前に「担当者は固定されるのか」「変更される場合はどのような条件か」を明確に確認することが重要です。一部のサービスでは、専任担当制を採用しており、契約期間中は同じ担当者が継続して対応。一方、チーム制を採用している場合は、複数名で対応するため、個々のメンバーが変わってもサービス品質が維持される仕組みになっています。

また、担当者変更時の通知タイミングも確認しておきましょう。変更の1ヶ月前に通知があるのか、直前まで知らされないのかによって、企業側の対応も変わってきます。特に、採用活動の重要なタイミング(面接期間や内定者フォロー期間)での変更は避けられるよう、事前に調整可能かも確認しておくと安心です。

引継ぎマニュアルとナレッジ共有の仕組みを確認

担当者が変更になった場合、最も重要なのは適切な引継ぎが行われるかどうか。引継ぎが不十分だと、それまで積み上げてきた採用ノウハウや候補者情報が失われ、採用活動が停滞してしまいます。

採用代行会社を選ぶ際は、引継ぎプロセスがマニュアル化されているか、どの程度の引継ぎ期間を設けているかを確認しましょう。優良な採用代行会社では、案件ごとに詳細な情報をデータベース化しており、新しい担当者でもスムーズに業務を引き継げる体制が整っています。

また、社内でのナレッジ共有の仕組みも重要なポイント。定期的なミーティングで情報共有が行われている会社や、採用管理システム上で進捗や課題が可視化されている会社は、担当者変更時の影響を最小限に抑えられます。契約前の商談時に、実際の引継ぎ事例や社内の情報共有体制について質問してみると良いでしょう。

チーム体制なら担当者変更の影響を軽減可能

担当者変更のリスクを避ける一つの方法として、最初からチーム体制で対応してくれるサービスを選ぶという選択肢があります。チーム制では、複数名が案件に関わるため、一人が変更になっても他のメンバーがカバーできる体制です。

例えば、まるごと人事では採用のプロが4名体制で担当し、リクルーター、応募者対応担当、原稿担当がそれぞれ専門性を発揮。一人が変更になっても、他のメンバーが企業の採用方針や進捗を把握しているため、サービス品質が維持されます。

ただし、チーム体制の場合でも、主担当が誰なのか、その主担当が変更になった場合の対応はどうなるのかを確認しておくことが大切。また、チーム内でのコミュニケーション頻度や、企業側の窓口は誰になるのかも明確にしておくと、スムーズな連携が可能になります。社員比率が高い会社は、アルバイトやパートが多い会社と比べて担当者の定着率が高い傾向にあるため、この点も判断材料の一つとして考慮すると良いでしょう。


中途・新卒採用での代行サービス活用範囲の最適化

採用代行サービスを効果的に活用するには、どの業務を外注し、どの業務を自社で行うかを適切に判断することが重要です。特に、中途採用と新卒採用では採用プロセスが大きく異なるため、それぞれに適した活用方法があります。ここでは、採用フェーズ別の内製・外注判断基準と、工数削減効果が高い業務の切り分け方を解説します。

以下の観点から最適な活用範囲を見ていきましょう。

  • コア業務とノンコア業務の切り分け
  • 中途採用で外注すべき業務
  • 新卒採用で外注すべき業務

コア業務は内製、ノンコア業務は外注が基本

採用業務は「コア業務」と「ノンコア業務」に分類できます。コア業務とは、企業の採用戦略や求める人物像に直接関わる重要な業務。一方、ノンコア業務とは、定型的で時間がかかるものの、企業独自の判断をあまり必要としない業務を指します。

コア業務の例としては、採用戦略の策定、求める人物像の定義、最終面接、内定者の口説き、採用基準の設定などが挙げられます。これらは企業文化や事業戦略と密接に関わるため、基本的には自社で行うべき業務です。

一方、ノンコア業務には、応募者への連絡、面接日程の調整、履歴書の整理、求人媒体への掲載作業、スカウトメールの送信などがあります。これらは工数がかかる割に専門的な判断を要しないため、採用代行に任せることで大幅な効率化が図れます。まずは自社の採用プロセスを洗い出し、どの業務がコア・ノンコアに該当するかを整理することから始めましょう。

中途採用ではスカウト業務と応募者対応を優先的に外注

中途採用では、即戦力となる人材をいかに効率的に集められるかが勝負。特に、ダイレクトリクルーティングを活用する場合、スカウトメールの作成と配信に膨大な工数がかかります。

中途採用で外注効果が高い業務は、スカウトメールの作成・配信、応募者への初回連絡、面接日程の調整、求人原稿の作成です。これらの業務は定型化しやすく、かつ時間がかかるため、採用代行に任せることで採用担当者の負担を大きく軽減できます。

特にスカウト業務は、候補者一人ひとりに合わせたメッセージの作成が必要で、数百通単位で配信する場合は相当な工数に。採用代行会社は過去のデータから効果的なスカウト文面のノウハウを持っているため、返信率の向上も期待できます。一方、書類選考や一次面接は、企業文化とのマッチングを見極める重要なフェーズのため、可能な限り自社で行うことをおすすめします。

新卒採用では説明会運営と母集団形成を外注検討

新卒採用は中途採用と比べて、対応する学生の数が多く、採用期間も長期にわたります。そのため、効率化できる業務を見極めることが特に重要です。

新卒採用で外注効果が高い業務は、会社説明会の運営サポート、エントリー学生への連絡、選考日程の調整、内定者フォローイベントの企画・運営など。特に、会社説明会は開催回数が多く、会場手配や参加者管理、当日の受付対応など、多くの事務作業が発生します。

母集団形成の段階では、求人サイトへの掲載や大学へのアプローチなど、幅広い施策が必要に。これらの業務も採用代行に任せることで、採用担当者は学生との直接的なコミュニケーションや、選考基準の精緻化といったコア業務に集中できます。ただし、面接や内定者との面談は、学生が企業を判断する重要な接点となるため、できる限り自社の社員が対応することで、企業理解を深めてもらうことができるでしょう。

内定者フォローについては、企業によって判断が分かれるところ。定期的な連絡や情報提供は外注しつつも、重要なタイミングでは自社の先輩社員が関わるなど、ハイブリッドな形で進めるのが効果的です。

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採用代行なら「ちょいサポ」

総合的なバックオフィス支援サービスとして、採用関連の事務業務から人事・総務業務まで幅広くサポート可能です。

ちょいサポの特徴として、手間のかかる専門的な事務作業をコンサルタント付きで代行できる点が挙げられます。採用業務では、応募者情報の入力・確認作業、面接スケジュールの管理、選考結果の連絡など、時間はかかるものの正確性が求められる業務が多数発生。こうした業務を経験豊富な専門スタッフに任せることで、採用担当者は面接や候補者との重要なコミュニケーションに集中できます。

10種類以上の専門事務に対応しているため、採用業務以外の人事・総務業務なども同時にご依頼いただけます。たとえば、入社手続きの書類作成や労務管理、各種データ入力といったバックオフィス業務を一括してお任せいただくことで、総合的な業務効率化が実現可能です。

料金面でも、新規雇用するよりも人件費を削減できる点が魅力。正社員やパート社員を雇用する場合と比べて、必要な時に必要な分だけ依頼できるため、固定費の増加を抑えられます。事前見積もりにより追加費用の心配もなく、小規模な依頼から大規模な業務委託まで、企業規模に関係なくご利用いただけます。

専門事務をプロフェッショナルに依頼できることで、業務品質の向上も期待できます。経験豊富なスタッフによる丁寧な対応により、ミスを減らし、スムーズな業務運営をサポート。採用の繁忙期など、一時的に業務量が増加する時期についても個別にご相談いただければ、柔軟に対応いたします。

採用代行サービスの導入と合わせて周辺業務の効率化をお考えの際は、まずはお気軽にご相談ください。お客様の業務状況をヒアリングした上で、最適なサポートプランをご提案いたします。

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    この記事を書いた人
    遠山 那由他
    人材派遣・BPO運営支援コンサルタント

    大手イベント施工会社にて、大型展示会・企業ブースの施工・運営ディレクションを多数手がけた後、2021年に独立。
    以降、営業事務や展示会運営における人材手配・BPO領域で豊富な経験を持ち、上場企業・行政・大手メーカーなどへの支援実績多数。業務設計から人材アサイン、当日の運営マネジメントまで一気通貫で対応可能。営業支援や管理部門代行など、人手不足に悩む企業の現場を支える実務家として活動中。

    運営会社:日本エキスパートホールディングス株式会社
    目次