面接代行サービス14選を紹介!基本料金モデルやコストを抑えるコツも解説

企業にとって優秀な人材を確保することは、事業成長の鍵となります。

しかし、人材不足の深刻化により、採用活動は年々困難になっています。
面接業務だけでも応募者との日程調整、質問内容の準備、評価基準の統一など、多くの時間と労力が必要です。

そこで注目されているのが「面接代行サービス」。
面接に関する業務を外部の専門会社に委託することで、採用担当者の負担を大幅に軽減できるサービスです。

日本エキスパートホールディングス株式会社のBPOサービスは、手間のかかる専門的な事務作業をコンサルタント付きで代行でき、新規雇用するよりも人件費を削減できます。

この記事のポイント

面接代行サービスとは何か?

企業の採用面接業務を外部の専門会社に委託するサービス。応募者との日程調整から面接実施、評価レポート作成、合否連絡まで一連の業務を代行。採用担当者の負荷軽減と採用効率化が可能。

料金はどれくらいかかるのか?

面接1回あたり1~3万円が相場。月額10万円台からの固定プラン、従量課金制、成功報酬型の3つの料金モデルがある。専門職や管理職面接は高額になる傾向。オプション内容により費用が変動。

コストを抑えて利用するコツは?

候補者を事前に自社で絞り込み、必要な業務のみ委託する。従量課金制でスモールスタートし、同職種案件をまとめて依頼。複数社から相見積もりを取り比較検討することが重要。

また、本メディアを運営する「ちょいサポ」は手間のかかる専門的な事務作業をコンサルタント付きで代行するBPOサービスを展開しています。

専門事務に強いプロフェッショナル人材が支援をする「ちょいサポ」を利用することで、以下のようなメリットがあります。

  • 「営業事務」「経理事務」「人事事務」など、通常の事務代行では対応しきれない領域も依頼できる
  • 新たな人員を採用するほどでもない業務でも、必要なときに時間指定でご依頼できる
  • 必要な時間分の人件費しかかからないため、新規雇用よりも人件費を削減できる

「事務を捌く人員が欲しいが、新規で採用するほどではない」「採用では間に合わない・コストが高い」という場合にはぜひご相談ください。

目次

面接代行とは「面接外注サービス」

面接代行サービスとは、企業が自社で行っている採用面接業務を外部の専門会社に委託するサービスです。

採用代行(RPO:Recruitment Process Outsourcing)の一部として提供されることが多く、面接に関する幅広い業務を代行してもらえます。

面接代行サービスでは、応募者との日程調整から面接の実施、評価基準の策定、面接結果の報告、合否連絡まで、面接に関わる一連の業務を委託できます。
具体的には、面接日時の設定や変更対応、実際の面接や面談の進行、客観的な評価項目の設定、詳細な評価レポートの作成、応募者への結果通知などが含まれます。
これらの業務を専門会社に任せることで、採用担当者は戦略的な業務に集中できるようになります。

近年、面接代行サービスへの注目が高まっている理由は、採用市場の変化にあります。

労働人口の減少により、多くの企業が人材獲得競争に直面。特にエンジニア職では求人倍率が10倍を超える状況です。
このような売り手市場では、応募者への迅速な対応が求められます。
面接日程の調整に時間がかかったり、面接官の確保が困難だったりすると、優秀な人材を他社に奪われてしまうリスクが高まります。

面接代行サービスを活用することで、これらの課題を解決し、効率的な採用活動を実現できます。

専門知識を持った面接官による質の高い面接と、スピーディーな対応により、採用成功率の向上が期待できるのです。

面接代行サービス会社14選を紹介

面接代行サービスを提供する会社は数多く存在しますが、それぞれに特徴や強みが異なります。
以下では、実績豊富な主要14社について詳しく紹介していきます。

株式会社アールナイン

株式会社アールナイン
項目内容
料金体系部分委託:月10万円台〜/全面委託:月40万円〜(月額一律型)<br>面接実施のみ:1万円/回
特徴元採用責任者・人事と業務代行オペレーターのハイブリッド体制<br>候補者フォローに強く、辞退率を下げるノウハウを保有
おすすめ企業辞退率の高さに悩む中小〜大手企業<br>月額プランで内製人事をサポートしつつ、質も担保したい企業

株式会社アールナインは、採用業界で豊富な経験を持つ人材が運営する面接代行サービスです。

特に候補者の辞退防止に強みを持っており、面接後のフォロー体制が充実しています。

パーソルビジネスプロセスデザイン

パーソルビジネスプロセスデザイン
項目内容
料金体系面接日時調整:月5万円〜<br>合否連絡:月2万円〜<br>説明会代行:1回2万円〜(従量課金型)
特徴大手パーソルグループのBPOノウハウを活用<br>採用管理システム運用から面接官教育まで一括受託可能
おすすめ企業母集団形成は自社で対応できるが、面接プロセスの事務負荷を軽減したい中〜大規模採用企業

パーソルグループの豊富なBPO経験を活かし、採用業務全般をサポート。

特に大規模採用における事務処理の効率化に強みがあります。

ネオキャリア

ネオキャリア
項目内容
料金体系月45万円〜(最終選考動員まで含むプラン/3か月契約〜)
特徴国内5拠点・700席以上の大型センターで大量採用に対応<br>豊富な実績と安定した運用体制
おすすめ企業店舗網やコールセンターなど大量・短期採用をオンライン面接で処理したい企業

ネオキャリアは大量採用に特化した面接代行サービスを提供。

全国規模での採用活動をサポートできる体制が整っています。

トライアンフ

トライアンフ
項目内容
料金体系60分×4回=32,000円〜(派遣面接官1名・4回分目安)
特徴人事制度・研修支援で培った評価基準設計力<br>面接ノウハウとセットで提供
おすすめ企業自社面接官の質向上を図りたいが、まずは部分的に外部面接官を活用したい企業

人事コンサルティングの知見を活かした評価基準の設計が強み。

面接官の派遣だけでなく、自社面接官の育成も支援してくれます。

HRアソシエ

HRアソシエ
項目内容
料金体系要見積り(戦略立案〜説明会運営・面接代行までフルオーダー形式)
特徴ストラテジー・アウトソーシング・コミュニケーション・トレーニングの4レイヤー設計<br>戦略から研修まで一気通貫でカバー
おすすめ企業採用ブランディングから説明会設計・面接官育成まで一括で依頼したい成長企業

採用戦略の立案から実行まで、包括的なサポートを提供。

企業の成長フェーズに応じた柔軟な対応が可能です。

まるごと面接代行

まるごと面接代行
項目内容
料金体系採用1名あたり60〜120万円(成果報酬型)<br>月額や応募数課金プランも用意
特徴料金モデルを公開し、透明性が高い<br>記事コンテンツも豊富でノウハウ共有に積極的
おすすめ企業費用対効果を見ながらスポットで成果報酬を試したいスタートアップ

成果報酬型を中心とした料金体系で、採用成功時のみ費用が発生。透明性の高い料金設定が特徴的です。

リーガルブライト

リーガルブライト
項目内容
料金体系派遣面接官:30分あたり6,600円<br>例:東京で2時間=26,400円+交通費
特徴官公庁・士業など専門職採用に強い面接官派遣<br>オンライン面接にも対応
おすすめ企業専門職・管理職ポジションの最終/二次面接で専門的な判断材料を求める企業

法務・士業分野での採用実績が豊富。専門性の高いポジションでの面接代行に強みがあります。

エスプールリンク

エスプールリンク Faceview
項目内容
料金体系オンライン面接:1件2,700円〜(30分枠想定)
特徴年間15万件のオンライン面接実績<br>応募当日面接/夜間・土日も稼働し、CXを高める
おすすめ企業地方店舗や24時間営業拠点など、応募者の時間制約が厳しい業態で歩留まりを改善したい企業

オンライン面接に特化したサービスで、柔軟な対応時間が魅力。
応募者の利便性向上に貢献します。

マンパワーグループ RPO

マンパワーグループ RPO
項目内容
料金体系要相談(業務範囲に応じた月額固定・従量・成功報酬型を用意)
特徴世界80か国以上のAdecco Groupネットワークと連携<br>多言語採用・グローバル基準のプロセス設計をサポート
おすすめ企業海外拠点や外資との協働が多く、英語面接や複数言語での評価フレームを必要とする企業

グローバルネットワークを活かした多言語対応が強み。
国際的な採用活動をサポートします。

即戦力RPO

即戦力RPO
項目内容
料金体系月30万円〜(中途採用向けプラン例)
特徴IT/SaaSベンチャーの成長フェーズ採用に特化<br>スカウト戦術〜面接・クロージングを高速実行
おすすめ企業転職潜在層へのダイレクトリクルーティングと専門職(エンジニア)の見極めを外部化したいスタートアップ

IT・SaaS業界に特化した面接代行サービス。
技術職の採用に必要な専門知識を有しています。

キャリアマート

キャリアマート
項目内容
料金体系初期10〜30万円・月額20〜70万円<br>面接調整2〜5万円/回など業務別相場を公開
特徴新卒〜中途・大量採用までカバー<br>初期費用0円キャンペーンなどコスト抑制策も提供
おすすめ企業指標管理を自前で行いつつ、説明会運営や面接調整を安価に切り出したい企業

幅広い採用形態に対応し、コスト効率を重視したサービス設計が特徴です。

Job適-面接代行

Job適
項目内容
料金体系要相談(経験豊富なGDL認定アセッサーが面接実施・評価レポートを納品)
特徴コンピテンシー面接で候補者の潜在能力を深掘り<br>詳細レポートを提供、面接官育成プログラムも併設
おすすめ企業管理職・ハイポジションの客観的アセスメントを強化したい企業や、社内面接官研修をセット導入したい企業

心理学的手法を用いた面接評価に特化。候補者の潜在能力を科学的に分析します。

Pontoon

Pontoon
項目内容
料金体系要相談(RXO/MSPとして雇用形態問わずグローバル対応)
特徴世界最大級のRPOプロバイダー<br>海外最新トレンドを踏まえた大量採用・多国籍チーム構築支援
おすすめ企業APAC〜欧米まで一貫した基準で採用KPIを統合したいグローバル本社・外資系企業

世界規模での採用支援実績を持つ、グローバル企業向けの面接代行サービス。

Cavitte

Cavitte
項目内容
料金体系BASICコース(中途プロセス設計〜合否連絡)ほか複数プラン<br>公式に細目公開
特徴地元沖縄発のRPOで、首都圏〜リゾートホテルまで観光業採用にも実績
おすすめ企業リージョナル拠点でコストを抑えつつ、地方特有の応募者動向を押さえたい企業

地方発のサービスながら、観光業界での豊富な実績を持つ面接代行サービスです。

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面接代行に依頼できる業務内容

面接代行サービスでは、面接に関する幅広い業務を委託できます。以下の主要な業務内容について詳しく見ていきましょう。

  • 面接の事前設計
  • 候補者対応
  • 面接評価やレポーティング
  • 面接官トレーニング(一部サービス)

面接の事前設計

面接代行サービスでは、面接を実施する前の準備段階から支援を受けられます。

この事前設計が、その後の面接の質を大きく左右するため、非常に重要な工程です。

代行会社は各部門へのヒアリングを基に「成果につながる行動特性」や必須スキルをリスト化。
選考軸と重み付けを設計することで、採用すべき人材像を明確化します。これにより、面接官によるブレを最小限に抑えることが可能です。

また、統一フォーマットの評価シートを開発し、質問例や合否判断基準を文書化します。
複数の面接官が関わる場合でも、一貫した評価基準で候補者を判断できるようになります。

さらに、フロー図やSLA(サービスレベル合意書)を作成し、ATS(採用管理システム)側の日程調整・通知機能とAPI連携させて自動化まで設計。効率的な面接運営を実現します。

候補者対応

候補者との接点となる重要な業務も、面接代行サービスに委託できます。

応募者の印象を左右する重要な工程のため、プロのスキルを活用することで候補者体験の向上が期待できます。

メール・電話・LINE・SMSを使った一次連絡、面接日程の確定、リマインド配信、当日トラブル対応まで、24時間365日体制で担当。
応募者を待たせることなく、スムーズな対応が可能です。

また、オンライン面接URL発行、接続テスト、志望度を上げるクロージングトーク、面接後アンケート実施なども対応が可能。
応募者の満足度向上に直結する重要な業務です。

そして合否連絡後のフォロー面談や入社意思確認を代行し、辞退リスクを可視化することができます。

面接評価やレポーティング

面接の結果を適切に評価し、次の選考につなげるための業務も代行可能です。 データに基づいた客観的な評価により、採用の精度向上が期待できます。

まず、面接官が入力したスコアを即時に集計し、候補者比較ができるBI画面を納品します。これにより、複数の候補者を効率的に比較検討できるため、採用判断の迅速化につながります。

また、Web面接では録画ファイルと文字起こしデータを添付し、強みや懸念点をまとめたPDFレポートを提出します。このレポートは過去選考データと並べて分析できるため、採用精度の向上が図れます。

さらに、プロセスKPI(歩留まり・面接通過率・辞退率)をグラフ化し、改善提案まで含めた定例報告を実施します。

そのため、採用活動の効果測定と継続的な改善につなげることができます。

面接官トレーニングが可能なところも

一部の面接代行サービスでは、自社の面接官育成も支援してもらえます。これは、長期的な採用力向上を目指す企業にとって、非常に価値の高いサービスです。

具体的には、「伝える力・見極める力・聴く力」をロールプレイで体得させ、バイアスを排除した面接運営を指導してくれます。その際、基本的な面接スキルから応用技術まで、幅広くカバーしてもらえます。

また、プロ面接官が実面接に同席し、その場で評価シートの書き方や質問の深掘り方法を指導してくれます。このような実践的なフィードバックにより、面接官のスキル向上を図ることができます。

さらに、動画教材から集合ワークショップ、OJTフォローまでをパッケージ化し、短期集中で自社面接官のレベルを底上げしてくれます。このような体系的な学習プログラムにより、効率的な人材育成が可能になります。

なお、面接代行は「コア判断を残しつつ周辺業務を外部化」できる柔軟な設計が可能です。もし候補者体験の向上やデータドリブンな採用活動まで求めるなら、評価レポートの詳細度やATS連携範囲を比較検討することが重要です。

特に将来的に内製化を目指す場合は、面接官トレーニングが充実したベンダーを選ぶと投資対効果が高まります。

面接代行サービスが今注目されているわけ

近年、面接代行サービスへの注目度が急激に高まっています。その背景には、現代の採用環境における様々な課題があります。

面接官の人手不足が深刻化していることが大きな要因です。労働人口の減少により採用市場は売り手市場へと変化し、特にエンジニア職では求人倍率が10倍を超える状況。

このような環境下では以下の課題が顕在化しています。

  • 大量の応募者に対する適切な面接対応が困難
  • 面接の日程調整だけでも膨大な時間を要する
  • 戦略的な採用活動に時間を割けない

採用効率の改善ニーズが高まっていることも重要な背景です。

応募者の多くは複数の企業に並行して応募しており、面接までのリードタイムが長いと他社に流れてしまうリスクが高まります。

面接代行サービスを活用することで以下が実現できます。

  • 応募当日の面接実施
  • 24時間365日の候補者対応
  • 採用リードタイムの短縮と応募者の離脱防止
  • 採用成功率の向上と採用コストの削減

また選考の標準化が求められていることも注目の理由です。

従来の面接では、面接官によって評価基準にばらつきが生じることが課題でした。面接代行サービスでは以下を実現。

  • 統一された評価基準と質問項目の使用
  • 客観的で一貫した評価による採用精度向上
  • 法的リスクの軽減
  • 評価結果のデータ化による効果測定と改善

他にもWeb面接の普及が追い風となっていることも見逃せません。

コロナ禍を機に急速に普及したWeb面接により、面接代行サービスの導入ハードルが大幅に低下。以下のような変化が生まれています。

  • 物理的な制約がなくなり、全国どこからでも面接官を派遣可能
  • 録画機能や画面共有機能を活用した詳細な評価レポート作成
  • 夜間や休日の面接実施が容易
  • 現職者の都合に合わせた柔軟な面接設定

これらの要因が重なることで、面接代行サービスは現代の採用課題を解決する有効な手段として、多くの企業から注目を集めています。

面接代行の料金モデルと価格設定

面接代行サービスを導入する際に最も気になるのが料金体系です。サービス提供会社によって料金設定は異なりますが、基本的な料金モデルとコストの考え方について詳しく解説します。

月額・従量・成功報酬の3つの基本料金モデル

面接代行は、以下の3つの基本料金モデルとなります。

月額一律料金型

毎月固定の料金を支払う形式で、予算管理がしやすいのが特徴。

特定の業務内容や面接回数がパッケージ化されており、追加オプションを選択しない限り追加費用は発生しません。面接代行サービスの場合、月額10万円台からが一般的で、採用業務全体を委託する場合は月額40万円以上となることが多いです。

従量課金型

業務量や面接回数に応じて料金が変動する形式。

面接代行サービスで最も多く採用されている料金体系です。必要な分だけ利用できるため、採用活動の規模に応じてコストをコントロールできます。ただし、初期費用や面接時の追加料金が発生する場合もあるため、事前の確認が重要です。

成功報酬型

面接実施や内定、採用の段階で成果が達成された際にのみ料金が発生する形式。

初期費用がかからず、成果に応じた費用を支払うだけで済むため、無駄な経費を最小限に抑えられます。ただし、成功報酬の費用は一般的に高額で、採用人数が増えるほど費用も増加するため、少人数採用を希望する企業に適しています

面接代行のコストは「単価×回数」が基本

面接代行サービスの基本的なコスト構造は「面接単価×実施回数」で算出されます。
面接1回あたりの相場は約1〜3万円が一般的で、面接時間や内容の複雑さによって価格が変動します。

面接一回あたりの相場
  • 基本的な面接(30分〜1時間):8,000円〜15,000円
  • 専門職面接(技術面接等):15,000円〜30,000円
  • 管理職・役員面接:20,000円〜50,000円

月額プランの「回数込み」ケース 月額プランを選択する場合、一定の面接回数が含まれているケースが多くあります。

例えば、月額20万円で月10回の面接が含まれている場合、1回あたりの実質単価は2万円となります。予定している面接回数を超過した場合は、追加料金が発生する仕組みが一般的です。

オプション内容で費用に差が出る

面接代行サービスの最終的な費用は、基本料金に加えて選択するオプション内容によって大きく変わります。

基本料金に含まれる内容
  • 面接の実施
  • 基本的な評価レポート作成
  • 合否連絡
追加費用が発生する主なオプション
  • 面接前の候補者スクリーニング:月2〜5万円
  • 詳細な評価レポート作成:1件あたり3,000〜5,000円
  • 面接録画・文字起こし:1件あたり2,000〜3,000円
  • 夜間・休日対応:通常料金の1.5〜2倍
  • 面接官トレーニング:1回あたり10〜30万円
  • ATS(採用管理システム)連携:初期費用5〜20万円

業界・職種特化による料金差

専門性の高い業界や職種の面接では、料金が高く設定される傾向があります。IT・エンジニア職、医療職、士業などの専門職面接では、通常の1.5〜2倍の料金設定となることが多いです。

地域による料金差

都市部と地方では料金設定に差があり、東京・大阪などの都市部では高く、地方では比較的安価に設定されている場合があります。ただし、Web面接の普及により、地域差は縮小傾向にあります。

面接代行サービスを選択する際は、基本料金だけでなく、必要なオプション内容を含めた総合的なコストを比較検討することが重要です。

面接代行を安く依頼するコツ

面接代行サービスを導入する際、コストを抑えながら効果的に活用する方法があります。

以下のポイントを押さえることで、予算内で最適なサービスを受けることができます。

候補者は自社で絞り込む

面接代行のコストを抑える最も効果的な方法は、面接対象者を事前に自社で絞り込むことです。書

類選考や簡単なスクリーニングを自社で行い、一定の基準をクリアした候補者のみを面接代行に回すことで、面接回数を削減できます。

例えば、100名の応募者がいる場合、すべてを面接代行に委託すると100回分の費用が発生します。しかし、自社で書類選考を行い30名に絞り込んでから面接代行を利用すれば、費用を3分の1に抑えることが可能です。

特に大量採用を行う場合は、この事前絞り込みの効果が大きくなります。自社の採用担当者が得意とする書類選考や電話スクリーニングは内製化し、面接のみを外部化することで、コストパフォーマンスが向上します。

必要な業務の未依頼する

面接代行サービスでは、様々な業務を一括で委託できますが、コストを抑えるためには必要な業務のみを選択することが重要です。

すべての業務を委託するのではなく、自社で対応できる部分と外部化すべき部分を明確に分けましょう。

例えば、以下のような業務の切り分けが効果的です

  • 自社対応:応募受付、基本的な日程調整、最終面接
  • 外部委託:一次面接、技術面接、評価レポート作成

特に、面接後の合否連絡や内定者フォローなど、企業との関係性が重要な業務は自社で行うことで、コストを削減しながら候補者との関係構築も維持できます。

従量課金制でスモールスタートから始める

初めて面接代行サービスを利用する場合は、従量課金制を選択してスモールスタートから始めることをおすすめします。

月額固定制は予算管理がしやすい反面、利用回数が少ない場合は割高になる可能性があります。

従量課金制なら、実際に面接を実施した分だけの費用で済むため、導入初期のコストを抑えられます。サービスの品質や自社との相性を確認した後、利用頻度が高くなれば月額プランへの切り替えを検討すれば良いでしょう。

また、多くの面接代行サービスでは、初回利用時の割引や無料トライアルを提供しています。

これらを活用することで、さらにコストを抑えながらサービスを試すことができます。

同職種・同基準で依頼をまとめる

面接代行を依頼する際は、同じ職種や同じ評価基準の案件をまとめて依頼することで、コストを削減できます

面接代行会社にとって、評価基準の策定や面接官の準備にかかる手間を削減できるため、ボリュームディスカウントが適用される場合があります。

例えば、営業職の採用を月に10件、事務職の採用を月に5件依頼するよりも、営業職15件をまとめて依頼する方が、1件あたりの単価を抑えられる可能性があります。

また、同じ評価基準を使用することで、面接官の習熟度も向上し、面接の質も安定します。

結果として、採用精度の向上とコスト削減を同時に実現できるでしょう。

必ず複数社で見積もりを取る

面接代行サービスの料金は会社によって大きく異なるため、必ず複数社から見積もりを取ることが重要です。

同じ業務内容でも、会社によって2倍以上の価格差が生じることも珍しくありません。

見積もりを比較する際は、以下の点に注意しましょう。

見積もりを比較する際に注意したいポイント
  • 基本料金に含まれる業務内容
  • 追加オプションの料金
  • 最低契約期間や解約条件
  • 面接官の質や経験
  • 実績や評判

単純に安い会社を選ぶのではなく、費用対効果を総合的に判断することが大切です。
また、見積もり段階で各社の対応スピードや提案内容を確認することで、実際のサービス品質を推測することもできます。

相見積もりを取ることで価格交渉の材料にもなり、より良い条件でサービスを利用できる可能性が高まります。

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    この記事を書いた人
    遠山 那由他
    人材派遣・BPO運営支援コンサルタント

    大手イベント施工会社にて、大型展示会・企業ブースの施工・運営ディレクションを多数手がけた後、2021年に独立。
    以降、営業事務や展示会運営における人材手配・BPO領域で豊富な経験を持ち、上場企業・行政・大手メーカーなどへの支援実績多数。業務設計から人材アサイン、当日の運営マネジメントまで一気通貫で対応可能。営業支援や管理部門代行など、人手不足に悩む企業の現場を支える実務家として活動中。

    運営会社:日本エキスパートホールディングス株式会社
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